比較法の特徴

比較法の特徴

比較法の特徴 異なる2種類の金属の性質を使って温度を測定する熱電対の計測器は、使用する内に多少の誤差が発生するものです。そのため一定の周期あるいは誤差が顕著になった場合には、校正をして正しい数値が出せるようにする必要があります。
その校正方法のひとつとして挙げられるのが比較法で、すでに正確な数値が出せる計測器を標準として、それに合わせていきます。作業は外部からの影響を受けずに常に安定した温度を保ち続けられる恒温槽にその両方を挿入し、標準が出す数値に合わせていくのみです。その温度に関しては特に定まっておらず、任意で設定します。
別の校正方法には定点法という、自然の原理で温度がはっきりと定まっているものを対象にするものがあります。それに比べると標準とするのがあくまでも別の計測器だという比較法は、精度の面では劣りがちです。しかし実際に校正を行うためには、最低でも標準計測器さえあれば問題ないので、手軽さという意味では優れています。

計測器で用いる測温抵抗体が持つ測定の原理

計測器で用いる測温抵抗体が持つ測定の原理 温度計測器に使用される測温抵抗体は、金属の温度が上昇すると電気的な抵抗が上昇するという原理を応用しています。そしてその上昇率は比例の関係にあるため、安定した測定が実現できます。
電気の基本的な原理として、電圧は電流と抵抗を掛け合わせた計算で出すことができます。したがって計測器で流す電流が一定だった場合、抵抗の変化によって電圧がどれだけ変わるかが把握可能です。
計測器で用いる測温抵抗体は、あらかじめ温度変化によって変わる抵抗の数値が分かっています。そのため計測器の内部で電圧がどれだけ変わったかが数値として出れば、温度まで辿り着くことができるわけです。
この仕組みはあくまでも金属が元々持っている機能に頼る形なので、シンプルな形状になるのが特徴です。また基本的に用いられる金属が安定していれば、精度の高い測定ができるのが強みです。その金属の選択次第では、氷点下から数百度までの間で幅広い測定が実現可能です。

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◎2020/9/8

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◎2020/6/15

基準接点補償計測器の測定方法
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◎2020/05/29

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